3ドライウエット製法とは?
梅干を漬けると梅酢がたくさん出ます。
その梅酢に浸したり、干したりと繰り返し行う製法です。
苦労話は、2009年の夏。この年は7月、8月の天気が悪く、
雨が降ったり、やんだりで晴天が続く日が極端に少ない年でした。
結局8月末から干すことになり、稲刈りが終わっても梅干は
干し終わりませんでした。
●発案者 内藤由美子会長に聞きました!!
なぜ、こんな面倒な手法を考案したのか?
農家の知恵です。昔からこの地方では、田畑が多く、健康に良いとされていたことから、
嫁が来ると梅の木を植え、梅干し作ったものです。
「人より美味しい梅干しを作りたい」「より美味しく漬けたい」
そんな気持ちから、自然に生まれた手法がこの手法です。
また、塩分少なめな梅干しを作るとキラが浮きやすく、よく干すことで、そのキラが消えた。
それをヒントに考案されたものでもあり、シソの漬け込みなどにも工夫がされております。
こだわりの梅干へ